この日まで本国イギリスで何度もリハーサルを積み、様々なアクシデントも乗り越え、ウィッチフォード・アクターズカンパニーの一団は来日を果たしました。そして今年で公演3回目を迎えるシェイクスピア劇「真夏の夜の夢」は夏真っ盛りの庭園内で昨日初演を迎えました。
今回は観衆に劇の内容をより理解して欲しいという希望と共に、シェイクスピアが活躍していた当時の劇と同様「ナレーションを入れてから演じる」という手法を取り入れ、所々日本語で説明が入ります。一人が何役もこなし、シーンとシーンの合間に早着替えをしつつ楽器を演奏するというスタイルは早着替えをステージ上で行い次のシーンに移り変わる様を見せられることで、私達は終始とてもどきどきわくわく、エキサイティングな内容を楽しんでいられました。
日本に到着してからの2日間、衣装合わせ、音合わせリハーサルを念入りに行いましたが、彼らがイギリスで練習をしてきたステージと実際のステージのサイズ感が違うため慣れるのに時間がかかったり、重要な小道具の入ったスーツケースが空港で行方不明になったり、様々なアクシデントもあり、初演はとても緊張していたことでしょう。そして1番大きなアクシデントは監督であり主演であったダミアン氏が来日できなくなった(病気のため)ことだったと思います。その為この劇で氏のアシスタントをしていたマシュー・ピアソンが来日の10日前から役を引き継ぎました。そんな短い時間の中で台詞を覚え、役を演じていることなど全く感じない程、役者達は大人から子供まで一丸となって演じました。
去年の劇と同様、小さな子供達のかわいらしい演技が劇を一層魅力的なものにしていました。楽しい場面では笑い、歌が始まれば一緒に歌い、手を叩き、また王様の冠を差し出され、幸運にも劇に出演する方が観客席から選ばれたり、どんどん私達を巻き込み一体感があふれていました。
英語が全て理解できなくても大人から子供まで一緒になって楽しんで頂けるミュージカルですのでぜひ多くの方々にご覧いただきたいと思っています。皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしています!
















